THE BOOM FINAL at 日本武道館 (WOWOWレポ)
2014年 12月 22日
毎年2月になると恒例のWOWOW祭りが始まるのだけれど
今年は早めに12月に加入。
その目的が17日に生中継された、ザ・ブームのラストライブである。
今年早々、25周年の節目に解散を発表。やることは全てやりつくしたという
潔い幕引き。この発表時、なんか、ブームらしいなって思った。
活動せずとも休止や、ずるずる形だけはあるバンドもあるし、
確かに過去チェッカーズや、プリプリや、米米クラブのように
華々しく解散していった先人たちもいるが、何かそれとも違うような気がして。
まだ力あるうちに解散ではなくて、やり尽くしたという感が強い。
15年前に私も行った10周年ライブと同じ武道館で行う。
あの時はここまで大きくなったっていうお祭りのような高揚感があって
20周年も30周年もまた集まろう!って確か言ってたな。
残念ながらその後の15周年、20周年ライブには立ち会わなく、
私の中では10周年で一区切りついてその後フォローしなくなっていたので
今回のライブも傍観者のような気持ち。でも改めてその活動を見ると
あー、良いバンドだったなって思う。
:::::::::**:::::::::::**::::::::::::**:::::::::::::**:::::::::::::::**:::::::::::::
THE BOOM FINAL at 日本武道館
MOOBMENT CLUB TOUR 2014
25 PEACETIME BOOM FINAL
→ さて、1曲目は何だろう?とワクワク...
するとのっけからガツン!と来たよ...
この曲もってくるか、というもったいない感とやはり潔いなって思った
* 島唄
→ 小林さんのギターのから始まる。あの印象的なリフ。
そして宮さんの三線と歌。結局のところ私にとってもブームの
きっかけはこの島唄だし、ブームにとっても特別な曲。
それをオープニングに!
* YOU'RE MY SUNSHINE
→ 強烈な小林さんのギターソロから始まる。「FACELESS MAN」収録。
円熟期の盛り上げ曲
* Human Rush
→ サンバ隊によるリズム隊参加。沖縄からブラジルに傾倒していった
時期。バリバリサンバのリズムで盛り上げる。「極東サンバ」収録。
* TOKYO LOVE
→ 「極東サンバ」収録。いきなり都会的ノリな曲。結構ライブで
やるにはかなりの技量が必要とされる。流石です。
* berangkat-ブランカ-
→ 南流石たちによるダンス。しっとりとした曲ながら印象的であり
盛り上がる。中期の名曲。ベース・ラインが光ってる。
ここで宮さんMC
* いつもと違う場所で
→ 「LOVIBE」収録。独特のラップあり曲。いいたいことがあって
収まりきれない。14枚ものオリジナルアルバムからまんべんなく選曲か。
* そばにいたい
→ 「思春期」収録。初期の名曲。カラオケで歌うもよし。シンプルで
ラブリー♡
* 月さえも眠る夜
→ 「FACELESS MAN」収録。名曲。島唄は重要な曲だが、ブームの中で
この曲が一番好きかもしれない。飽きるまでリピートしていた。ライブで
やってくれるのは嬉しい。この曲のために生で聴きたかったかも。
* モータープール
→ ピアノソロから。ムーディー歌謡。「極東サンバ」収録。
んー、この辺は休憩タイム? 宮さんの顔のゆがみとマイクの持ち方が
すこぶる都はるみ
* 10月
→ ン? またピアノソロ。しっとり曲が続きます... これも
「極東サンバ」収録。このアルバムはサンバサンバと賑やかな印象
だったのに間にムーディーな曲が入っているのね。改めて
* 光
→ 宮さん、一人アコギでアンプラグド。「百景」収録。私、
このアルバムまでフォローしていたんだ。「百景」ではこの
曲をリピートしてた。宮さんらしい優しいメロディー
宮さんMC。この日は天候が悪かったのか。皆が無事に着けたのか
を心配し。そしてこの日会場にこれなかった全ての人に...
* 釣りに行こう
→ 「古い曲を...」のMCから。これも初期の代表曲だ。観客に
一緒に歌おうってマイクを向ける。会場と合唱。セカンド
「サイレンのおひさま」収録。矢野顕子とのデュエットでも有名
* おりこうさん
→ ダンスタイム! ファースト「A Peacetime Boom」収録
* ないないないの国
→ 初めて聴いたような。一応ファースト持ってるが印象にない...
ファースト収録。観客は当然ノリノリ♪
* 都市バス
→ 初期のスカテイスト抜群。ファースト収録
* 過食症の君と拒食症の僕
→ ライブで見るの初めて。「JAPANESKA」収録
* 逆立ちすれば答えがわかる
→ 「JAPANESKA」続く...
* 雨の日風の日
→ 「A Peacetime Boom」収録。スカ全開。
初期はこんなシンプルなダンスチューンやってたんだね...
若い!皆ジャンプしてるぅ
* おりこうさん(再)
→ イントロで宮さん、「もういいよ」って。
サビのとこでリフレイン。♪「破れたパンティー〜」て
* 蒼い夕陽
→ 「よっちゃばれ」収録。初めて聴きます。まんま
歌謡曲。現在この「よっちゃばれ」は入手困難になってる。
なぜ? 歌謡曲であり、スカであり。昔はスカの曲が多かった
からこういうテイストはブームらしいが、今ではこれってスカパラ?
って思う
(追記)
アルバムの「よっちゃばれ」って言葉、甲州弁だそうで。そうなんだ。
確かに昔から聞いたことある言葉。意味は「寄ってきて!」「集まって!」
ブームを聴くきっかけは「島唄」だが、ファンになったのは同郷だったって
いうのが大きい。数少ない山梨県出身のバンドであり、アーティストであり
有名人。応援するでしょ!
* TROPICALISM
→ 「TROPICALISM-0°」収録。2005年発売。この時期
なんか宮さんトンがっていたなと思う。挑発的な曲が多い。
かっこいい曲ではある。南流石のキレッキレのダンスと共に
* 手紙
→ わぁーこれやるんだ。ここまででもこれがブームの
歴史をなぞってるんだってわかる。今この手紙と
同じ心境なんだろうか? この時の尖っていた気持ちを
封印するのかと思いきや。正直である。
(スライド)
天安門事件→「気球に乗って」の歌詞
地球環境問題→「思春期」の歌詞
湾岸戦争→「子供らに花束を」の歌詞
キューバから大勢のボートピープルがアメリカ
合衆国へ→「Human Rush」の歌詞
世界は変わったのか?
フランス核実験→「TROPICALISM」の歌詞
「Electoronic Parade」の歌詞
沖縄米軍基地問題→「オキナワ」の歌詞
9.11テロからイラク戦争→「僕にできるすべて」歌詞
世界は変わったのか
音楽で世界は変えられたのか
何も変えることはできなかったのだろうか?
でも信じている
それでも未来を信じている
それでもまだ
愛を信じている
(終わり)
+++++++++++++++++++++++
(閑話休題)
今年は早めに12月に加入。
その目的が17日に生中継された、ザ・ブームのラストライブである。
今年早々、25周年の節目に解散を発表。やることは全てやりつくしたという
潔い幕引き。この発表時、なんか、ブームらしいなって思った。
活動せずとも休止や、ずるずる形だけはあるバンドもあるし、
確かに過去チェッカーズや、プリプリや、米米クラブのように
華々しく解散していった先人たちもいるが、何かそれとも違うような気がして。
まだ力あるうちに解散ではなくて、やり尽くしたという感が強い。
15年前に私も行った10周年ライブと同じ武道館で行う。
あの時はここまで大きくなったっていうお祭りのような高揚感があって
20周年も30周年もまた集まろう!って確か言ってたな。
残念ながらその後の15周年、20周年ライブには立ち会わなく、
私の中では10周年で一区切りついてその後フォローしなくなっていたので
今回のライブも傍観者のような気持ち。でも改めてその活動を見ると
あー、良いバンドだったなって思う。
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THE BOOM FINAL at 日本武道館
MOOBMENT CLUB TOUR 2014
25 PEACETIME BOOM FINAL
→ さて、1曲目は何だろう?とワクワク...
するとのっけからガツン!と来たよ...
この曲もってくるか、というもったいない感とやはり潔いなって思った
* 島唄
→ 小林さんのギターのから始まる。あの印象的なリフ。
そして宮さんの三線と歌。結局のところ私にとってもブームの
きっかけはこの島唄だし、ブームにとっても特別な曲。
それをオープニングに!
* YOU'RE MY SUNSHINE
→ 強烈な小林さんのギターソロから始まる。「FACELESS MAN」収録。
円熟期の盛り上げ曲
* Human Rush
→ サンバ隊によるリズム隊参加。沖縄からブラジルに傾倒していった
時期。バリバリサンバのリズムで盛り上げる。「極東サンバ」収録。
* TOKYO LOVE
→ 「極東サンバ」収録。いきなり都会的ノリな曲。結構ライブで
やるにはかなりの技量が必要とされる。流石です。
* berangkat-ブランカ-
→ 南流石たちによるダンス。しっとりとした曲ながら印象的であり
盛り上がる。中期の名曲。ベース・ラインが光ってる。
ここで宮さんMC
* いつもと違う場所で
→ 「LOVIBE」収録。独特のラップあり曲。いいたいことがあって
収まりきれない。14枚ものオリジナルアルバムからまんべんなく選曲か。
* そばにいたい
→ 「思春期」収録。初期の名曲。カラオケで歌うもよし。シンプルで
ラブリー♡
* 月さえも眠る夜
→ 「FACELESS MAN」収録。名曲。島唄は重要な曲だが、ブームの中で
この曲が一番好きかもしれない。飽きるまでリピートしていた。ライブで
やってくれるのは嬉しい。この曲のために生で聴きたかったかも。
* モータープール
→ ピアノソロから。ムーディー歌謡。「極東サンバ」収録。
んー、この辺は休憩タイム? 宮さんの顔のゆがみとマイクの持ち方が
すこぶる都はるみ
* 10月
→ ン? またピアノソロ。しっとり曲が続きます... これも
「極東サンバ」収録。このアルバムはサンバサンバと賑やかな印象
だったのに間にムーディーな曲が入っているのね。改めて
* 光
→ 宮さん、一人アコギでアンプラグド。「百景」収録。私、
このアルバムまでフォローしていたんだ。「百景」ではこの
曲をリピートしてた。宮さんらしい優しいメロディー
宮さんMC。この日は天候が悪かったのか。皆が無事に着けたのか
を心配し。そしてこの日会場にこれなかった全ての人に...
* 釣りに行こう
→ 「古い曲を...」のMCから。これも初期の代表曲だ。観客に
一緒に歌おうってマイクを向ける。会場と合唱。セカンド
「サイレンのおひさま」収録。矢野顕子とのデュエットでも有名
* おりこうさん
→ ダンスタイム! ファースト「A Peacetime Boom」収録
* ないないないの国
→ 初めて聴いたような。一応ファースト持ってるが印象にない...
ファースト収録。観客は当然ノリノリ♪
* 都市バス
→ 初期のスカテイスト抜群。ファースト収録
* 過食症の君と拒食症の僕
→ ライブで見るの初めて。「JAPANESKA」収録
* 逆立ちすれば答えがわかる
→ 「JAPANESKA」続く...
* 雨の日風の日
→ 「A Peacetime Boom」収録。スカ全開。
初期はこんなシンプルなダンスチューンやってたんだね...
若い!皆ジャンプしてるぅ
* おりこうさん(再)
→ イントロで宮さん、「もういいよ」って。
サビのとこでリフレイン。♪「破れたパンティー〜」て
* 蒼い夕陽
→ 「よっちゃばれ」収録。初めて聴きます。まんま
歌謡曲。現在この「よっちゃばれ」は入手困難になってる。
なぜ? 歌謡曲であり、スカであり。昔はスカの曲が多かった
からこういうテイストはブームらしいが、今ではこれってスカパラ?
って思う
(追記)
アルバムの「よっちゃばれ」って言葉、甲州弁だそうで。そうなんだ。
確かに昔から聞いたことある言葉。意味は「寄ってきて!」「集まって!」
ブームを聴くきっかけは「島唄」だが、ファンになったのは同郷だったって
いうのが大きい。数少ない山梨県出身のバンドであり、アーティストであり
有名人。応援するでしょ!
* TROPICALISM
→ 「TROPICALISM-0°」収録。2005年発売。この時期
なんか宮さんトンがっていたなと思う。挑発的な曲が多い。
かっこいい曲ではある。南流石のキレッキレのダンスと共に
* 手紙
→ わぁーこれやるんだ。ここまででもこれがブームの
歴史をなぞってるんだってわかる。今この手紙と
同じ心境なんだろうか? この時の尖っていた気持ちを
封印するのかと思いきや。正直である。
(スライド)
天安門事件→「気球に乗って」の歌詞
地球環境問題→「思春期」の歌詞
湾岸戦争→「子供らに花束を」の歌詞
キューバから大勢のボートピープルがアメリカ
合衆国へ→「Human Rush」の歌詞
世界は変わったのか?
フランス核実験→「TROPICALISM」の歌詞
「Electoronic Parade」の歌詞
沖縄米軍基地問題→「オキナワ」の歌詞
9.11テロからイラク戦争→「僕にできるすべて」歌詞
世界は変わったのか
音楽で世界は変えられたのか
何も変えることはできなかったのだろうか?
でも信じている
それでも未来を信じている
それでもまだ
愛を信じている
(終わり)
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(閑話休題)
by subnoira
| 2014-12-22 04:55
| [MUSIC]